
GIL(川上亨都)さんの作品を、GILさんとのエピソードを交えながら紹介します。
紹介者は "ゆーれーもんばん♪ "さん です。
序章
GILというハンドルネームの由来
ファイナルファンタジー
小音楽集 (「川上亨都、GIL作品集 全4巻の1
Leo 心の十字架」に収録)
World Freedom
The Fables Alter
歌モノ (「川上亨都、GIL作品集 全4巻の1
Leo 心の十字架」に収録)
時の音
探さないでね/ぼくは独りの猫 -Lonely cat tells a lie-
ひまわりのなみだ/SOMNAMBULISM -昔日の夢-/後悔
WINDOW SHADE
壊れたロボットのように
フュージョン/ニューエイジ
Sky -翼をください-
(「川上亨都、GIL作品集 全4巻の2 Leo はるかなる夢」に収録)
Dreamin' Flyin'
Rain Sender
Torpedo -水雷-
Cloud Land
(「川上亨都、GIL作品集 全4巻の3 Leo 天空を駆ける」に収録)
Antares Lullaby
La Resurekto de Firmamento -天空復興-
Child of the Air
Utopia
Green Halo
The Universe Over
(「川上亨都、GIL作品集 全4巻の4 Leo 孤高の獅子」に収録)
GILというハンドルネームの由来
彼女が大好きなロールプレイングゲーム、ファイナルファンタジーシリーズの硬貨の単位が
「GIL(ギル)」だったので、
それが由来なの?と聞いたところ、かなり受けた様子で、
でも彼女が好きな海外のアーティストの名前の一部をいただいて、「GIL(ジル)」
にしたとお話して下さいました。
ファイナルファンタジー
彼女が大好きと公言していたロールプレイングゲームのシリーズです。
作品集には、ファイナルファンタジー10のヒロイン、ユウナなど、ファイナルファンタジーシリーズのキャラクターを
モチーフにして描かれたイラストが見受けられます。
ネットワーク対応のファイナルファンタジー11を一緒にやろうとお話していたのですが、
私が海外へ頻繁に出張するようになってしまい、一緒に遊べなかったことを残念に思っています。
World Freedom (小音楽集)
ゴキブリハンターというアクションゲームのサウンドトラックです。
ゲームをやってみると、ゲームの作者の意図を充分に理解し、
全体的な印象としてはコミカルに、それぞれの場面では場面に応じた楽曲作りをされているのがわかります。
ただ、彼女にとっては効果音(SE)作りが、それまで一度も作ったことがなかったこともあり、
「曲を作るよりも大変だった」そうです。ただ楽しんでもいたようですね。
苦労のかいがあって、ゴキブリを踏んづける効果音は、「会心の出来(笑」とおっしゃっていました。
ゴキブリハンターは無料のゲームですので、もしよろしければダウンロードして、
GIL(川上亨都)さんが創られた楽曲や効果音を楽しんでいただければ幸いです。
The Fables Alter (小音楽集)
天使の絵本 -THE FABLES ALTER-というアクションゲームのサウンドトラックです。
この作品では、GIL(川上亨都)さんに誘われてゲームのデバックに参加しました。
楽曲や効果音についてもどうか聞かれたので、ゴキブリハンター同様非常にすばらしい出来で、
将来こういう道も考えてみたらどう?と逆に聞いてみたところ、事実かはわからないですが友人から
曲をたくさん作らなければならない割には実入りが少なく、曲が作れなくなると捨てられてしまうと
いう話を伺っていたようで、使い捨てにはされたくないとおっしゃっていました。
天使の絵本 -THE FABLES ALTER-は無料のゲームですので、もしよろしければダウンロードして、
GILさんが創られた楽曲や効果音を楽しんでいただければ幸いです。
時の音
YukiさんとGIL(川上亨都)さんのコラボレーション作品です。
2001年9月11日、涙が止まらない、こんなことがあっていいのかと嘆き悲しんでいました。
テレビで何度も繰り返される、ビルに飛行機が衝突する映像に、しばらくは立ち直れずにいたようですが、
数日後、普段は自分から作品を聴いて欲しいと言わない彼女が、作品を創ったので聞いて欲しいと言ってきました。
自分はとてもちっぽけな存在で世界を動かすことができるわけではないけれど、
せめて自分にできることをしたいとおっしゃっていたのを覚えています。
サビでは、低音のピアノやストリングスを中心としたシンプルで幻想的なアレンジをバックに、
彼女のよく通る高音のボーカルが力強く流れていきます。そして大サビにかけてのコーラスワークは、
何回聴いても鳥肌が立つほどいいです。
決してシャウトしているわけではありません。でも魂がこもったボーカルやコーラスからは、彼女の想いが
ひしひしと伝わってきます。
時の音、彼女の歌モノの代表作は、こうして誕生しました。
探さないでね
ぼくは独りの猫 -Lonely cat tells a lie-
SHOWKOさんとGIL(川上亨都)さんのコラボレーション作品です。
GILさんは、茶太さんとは違う意味でSHOWKOさんに憧れていたと思います。
詩や歌詞に関して、言葉の使い方に違いはありますが、SHOWKOさんとGILさんが描く世界には似通っている部分があって、
だから彼女にとっては曲をつけやすい作品たちだったのかなと思っています。
ひまわりのなみだ
SOMNAMBULISM -昔日の夢-
後悔
茶太さんとGIL(川上亨都)さんのコラボレーション作品です。
作品のコメントにも記されていますが、GILさんは茶太さんの歌声や詩が大好きで、
逆にご自身のどちらかというと硬質の歌声にはコンプレックスを感じていて「あんな声に生まれたかった!」
と何度もおっしゃっていました。その度にGILさんにはGILさんの魅力があるんだよとお答えしていたことを覚えています。
コラボレーション作品の中では、彼女が最も自然体で創り、歌うことができた作品たちと思います。
WINDOW SHADE
歌ものでは唯一未公開だった、GIL(川上亨都)さんが作詞作曲アレンジ歌全てを手がけた作品です。
フュージョン系のサウンドに、語りかけるようなボーカル、独創的で実験的なおもしろい作品と思います。
歌詞にも工夫をこらしてあり、明と暗、光と闇、青と赤、幸せと不幸といった対称的な言葉が多くちりばめられています。
壊れたロボットのように
GIL(川上亨都)さんと私のコラボレーション作品です。
R&B系でキャッチーなメロディラインを持っていて、異色作ではありますが、
彼女のサイト「A GHOST」では、歌モノで一番人気だった作品です。
聴く方がそれまでどのような経験をされてきたかで、受け取り方が大きく異なる作品と思います。
曲作りについて私は一切口を挟みませんでしたが、アップするに当たって私からは一点だけ、
臓器移植に関して肯定・否定するような意図が一切ないことを、作品紹介の中で記していただくようお願いしました。
某所に詞をアップしたところ、臓器移植を連想させること、そして私が全く意図していない臓器移植の是非、
あるいは宗教的な問題にまで話が発展する可能性があることを指摘されました。
私の詞が未熟なことでGILさんにご迷惑をおかけしたくなかったのです。
詳細のコメントおよび作品の視聴はこちらへ。
Sky -翼をください-
GIL(川上亨都)さんが最も得意としていたフュージョン系の作品、同時発音数6音の音源を使っていた時代の代表作です。
オープニングからぐいぐい惹かれ、8分超の長さを感じさせずに一気に聴けてしまう、キャッチーで魅力的な作品です。
T-SQUAREに関してそれほど詳しいわけではないのですが、この時期の作品群は、
例外なくT-SQUAREの影響を色濃く受けているように思いますが、
将来のオリジナリティ溢れるGILさんの作品の特長も随所に見られるように思います。
Dreamin' Flyin'
同時発音数6音の制約から解き放たれて、喜んで創作活動をしているのが伝わってきます。
メロディ部ではピアノ主体ですが、サビでは待ちに待ったサックスが登場します。
ライブ感溢れる作り方をされている、アップテンポのフュージョン系の作品です。
Antares Lullaby
エレキギターにサックスでメロディアスなメロディラインを奏でる、非常に躍動感溢れる
アップテンポのフュージョン系の作品です。
またオープニングとエンディングの木琴?が印象的で、この作品のアクセントになっています。
Cloud Land
彼女のサイト「A GHOST」で一番人気だった作品です。
骨太のドラム・ベースラインに、エレキギター、サックス、キーボードが入れ替わりメロディラインを奏でます。
ノリやメロディの良さと壮大さを兼ね備えた、アップテンポのフュージョン系作品で、
GIL(川上亨都)さんの作品の代表作の一つと思います。私も大好きな作品の一つです。
Rain Sender
GIL(川上亨都)さんの作品で、初めて聴かせていただいた作品です。
ミディアムテンポのフュージョン系作品で、短い曲ではあるのですが、
タイトルのとおり水際や湿地っぽさを感じる作品と、某所でコメントさせていただいたのをきっかけに、
GILさんと友達付き合いするようになりました。
この作品あたりから、アレンジに緻密さが一層増していき、
オリジナリティも濃くなっているように思います。
La Resurekto de Firmamento -天空復興-
GIL(川上亨都)さんから、ピアノ弾き語りのみで春夏秋冬を表現した作品を創りたいとのお話があり、
私もその作品に静止映像を提供することで協力させていただくつもりでした。
この作品は「春」を表していて、夏以降のイメージがどうしても出てこないということで、未完となりました。
生命の目覚め、あるいは息吹を感じる作品と思います。
Torpedo -水雷-
最初聴いたときはそれほどインパクトを感じなかったのですが、
今は最も好きな作品の一つになっています。特にエンディングがすごく気に入っています。
非常に壮大なミディアムテンポのフュージョン系作品で、時間をかけて丁寧に創られていると思います。
Utopia
最も好きな作品の一つです。
アップテンポのフュージョン系作品で、最初聴いたときに一発でノックアウトされました。
中だるみが全くなく、サビから大サビにかけてとことんテンションが盛り上がっていきます。
壮大でカッコいいこの作品、落ち込んでいたり自分を鼓舞したいときによく聴いています。
彼女は「A GHOST」やメールでユートピアという言葉を使うことが多くて、
GILさんにとってのユートピアって何?ってお聞きしたことがあります。
そのときは確か「理想郷」というような答えをいただきましたが、しばらくしてこの作品が登場したので、
自分にとっての理想郷を、言葉ではなく音楽で表現したかったのかなと思いました。
Child of the Air
メロディラインの抑揚が沖縄民謡を連想させます。神秘的で無国籍で魅力的なニューエイジ系の作品と思います。
Green Halo
フュージョン系の作品の中に、ジャジーなピアノ弾き語りを大胆に取り入れた、実験的な作品と思います。
この作品を聴いた当時、私はフィリピンへ出張に行く機会が多くなっていました。
フィリピンのデザートに「Halo Halo」という、カラフルな色のアイスクリームがあり、
緑色や青色のカラフルなアイス食べたい?等の話題で盛り上がった記憶があります。
The Universe Over
非常に壮大で神秘的なニューエイジ系の作品と思います。理屈抜きで大好きな作品の一つです。